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森義道会長語録

恩恵と誘惑は瞬間

2023年2月15日
恩恵と誘惑は瞬間
二十年以上も責任をもって支えてくれた人が、挨拶もなく出ていくという現実に直面します。
その人物は、最初に道場を黙って観察していたのでしょう。
その次の段階で、現実を把握しようと審問を重ねたのです。
そして、最後の段階で結論を出す段階になったのです。「あなたは指導員としてどうなのか」という事を検証したのです。
そして、不穏分子として認定してしまったのでしょう。
そして、指導的立場にも関わらず、邪悪な存在として認定したのです。
もちろん、道場の会計的考慮があったのかもしれません。
さて、指導的立場にあった人物が、精神的に病的な状態であったという判断をしたのかもしれません。
私と共に極真を歩んできたからには、私の姿勢と方向を見つめてくれればよかったのですが残念なのです。
極真の草創期から歩んだ私との断絶を招いてしまったのです。
つまり、極真の歴史と内容を切ってしまったのです。
私としても、一番尊敬を受ける立場の人が、位置を失うことほど、やりきれないことはないのです。
ところで、師弟関係を重ねて将来を期待していた人物が、位置を放棄して去るという事は、断腸の思いがします。
もう足掛け三年になりますので、私自身も整理しなければならない時期であると思うのです。
基本的姿勢としては、戻ってくるという信念はあります。
雪解けになるまで、時間が掛るという事でしょう。
しかし、無意識で、このグループに対して無視するような気持になっているのかもしれません。
到着点として、極真空手の修行をすることが、これからの一致のカギになるのです。
酒に飲まれることなく、稽古で自分自身を確立することが願われるという事です。
もちろん、極真の中でも手塚会長は異端児でしたので、その影響を受けてグループもあるのです。
私も、全日本大会で優勝したというのではなく、絶えず出場しただけなのです。
あえて、私の自己認識は、手塚会長の後継者という事だけなのです。

この記事の執筆者
森義道
森義道国際空手道連盟極真会館総本部手塚グループ会長
法務省仙台保護観察所保護司原町地区理事/宮城県薬物乱用防止指導員/仙台市宮城野区消防団本部団部長/財団法人 青少年交流振興協会理事/社会福祉協議会原町地区副会長/仙台市宮城野中学校評議員/学位 東北学院大学院前期博士課程終了/段位 国際空手道連盟 極真会館 八段

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