2023年2月22日
極真空手は国・人種・社会・宗教の壁を超える
世界を巡回指導してみて、日本の武道である極真空手は、どの国でも必要としているのです。
一度道場の門を叩くと、世の中の全てを超越して、一緒に汗を流して稽古に入っているのです。
どの道場で稽古をしている道場生に共通していることは、世間的な発想を超越して抜け出しているのです。
また、私自身、世界を相手にして極真空手を普及して実践するという事は、考えられないことでした。
実に、素晴らしい極真という世界に住んでいるのです。
さて、様々な国と極真母国日本を比較すると、いくつかの違いがあります。
道徳的レベルの高低であったり、道場生の群れが尊敬されていたり、社会の落ちこぼれとかです。
また、極真空手を求めている人とか、動機が様々であり、友達に誘われてとかなのです。
それでも、極真空手は受けいれているのです。
それでも言えることは、どの国でも稽古を熱心にしているのです。感心してしまいます。
ところで、このような極真空手に熱心になれる時代を迎えたことは、奇跡のような気がします。
本気になって向かっていく道場という空間があるのです。
それも、経験を積むほど素晴らしく変身していくのです。
また、極真空手は、堅固な建物を必要としないのです。
雨露さえ凌げれば、どこでも稽古ができるのです。
矛盾の大きい現実社会ですが、極真の稽古だけは、真実を貫くのです。
ありがたい道場という空間を与えて頂きました。
結果、今このような時代に生かされていることに、感謝という事です。
極真空手は時代の要請として益々必要とされるはずです。
確かに大山総裁が逝去されてから、分裂もありますが、どの団体も軽視することなく、お互い切磋琢磨するならば、社会に対してよい影響を与えていくという事を確信するのです。

- 国際空手道連盟極真会館総本部手塚グループ会長
- 法務省仙台保護観察所保護司原町地区理事/宮城県薬物乱用防止指導員/仙台市宮城野区消防団本部団部長/財団法人 青少年交流振興協会理事/社会福祉協議会原町地区副会長/仙台市宮城野中学校評議員/学位 東北学院大学院前期博士課程終了/段位 国際空手道連盟 極真会館 八段
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