極真空手による青少年教育「礼節・心を鍛える」ことを重視します。

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道場訓の解説

昇級試験

すくすく通信通巻14号掲載 2015年3月発刊

昇級試験は内容は筆記と実技です。
特に杉原道場では「心の在りよう」を重視しますので、どれだけ道場訓を理解し日常生活に生かそうとしているのかを大切にしています。
小学生ですから本質的な「心の在りよう」をすぐに理解し実践することは難しいのですが、記憶に残し心に刻み、将来に生かせる根となってくれればよいと思っています。
試験内容の一部を下部に記します。試験を通じて1年間学んだことを確認できるようにしています。中には大人でも迷う質問もあるかも知れません。
お子さんの試験用紙は最終日にお渡しします。試験内容を題材に、ぜひお子さんとの対話をお願いいたします。
空手はあくまでも手段です。大切なことは子供の心身がバランス良く成長することです。

そのため道場では成長のための様々な稽古をする一方、今現在の子供を評価することを大切にしています。
指導者の目に子供の現状がどのように写ったとしても、必ず評価すべき点があります。
何かを成し遂げてから評価することも大切ですが、それ以上に今現在の中に評価すべき点を見いだし評価することが子供の成長への第一歩です。
子供の心を良い方向へ向けてあげる(変えてあげる)ことを大切に稽古したいと思います。

「心」が変われば「身体(姿勢)」が変わる
「心身」が変われば「技(言葉・行動)」が変わる
「技」が変われば「結果」が変わる
すなわち「心」が変われば「結果」が変わる

昇級試験抜粋
【問題3】どちらか正しいほうに「○」をしてください。
①どちらが強いですか?  
□やさしくふれる   □力を込めて強くつかむ
②どちらが強いですか?  
□のびのびと体を伸ばす   □緊張して体を縮める
③どちらが強いですか?
□相手に繋がる   □相手を弾く(突き飛ばす)
④どちらが強いですか?
□手足など部分だけで動く  □体全体が一体となって動く
⑤運動はどちらが正しいですか?
□イメージをしてから動く  □すぐに動く
⑥どちらが先ですか?
□強い力をもつ   □心が立派になる
⑦無敵はどちらですか?
□仲良くして敵がいない  □誰よりも戦いで強い
⑧良い集中はどちらですか?
□全体に集中する  □一点に集中する
⑨本当の武道はどちらですか?
□敵をたおして勝つ   □相手を封じて一つになる(自分も相手も傷つけない)
⑩美しい言葉を大切にしていますか?
□「自分の心」と「相手との関係」を良くするから大切にしている □あまり大切にしていない □醜い言葉
⑪相手に話が伝わらないときどうしますか?
□伝え方を工夫しあきらめずに伝える   □この人は話を聞いてくれないと思ってあきらめる
⑫うまくできないことがあるときや、負けてしまったときどうしますか?
□自分は才能がないと思ってあきらめる   □何でもやり方の問題と思って工夫し稽古する

この記事の執筆者
杉原 政則
杉原 政則国際空手道連盟極真会館総本部手塚グループ副会長
極真空手東京本部本部長 極真空手五段
1963年生まれ、10代の頃より極真空手を始め、総合格闘技、護身術、合気道、柔術の門もたたき修行を重ねる。空手を手段とし青少年教育、人格育成を実現するために指導方法を模索、現在までに延べ1000名をこえる青少年を指導する。
家庭教師や塾講師など学習面での教育にも携わった経験を持ち子供向け学習道場も主催。知能教育主体ではなく知性教育を重視する。大人向けの「健やか教室」「子育て教室」も開催し、武道を通じての総合的な人間教育を志す。

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