極真空手による青少年教育「礼節・心を鍛える」ことを重視します。

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道場生の声

道場生の声:道場で教わったこと1

すくすく通信通巻22号掲載 2017年3月発刊

2017年2 月15 日に昇級試験を行いました。
内容は筆記と実技です。
特に杉原道場では「心のありよう」を重視しますので、どれだけ道場訓を理解し日常生活に生かそうとしているのかを大切にしています。
小学生ですから本質的な「心のありよう」をすぐに理解し実践することは難しいのですが、記憶に残し心に刻み、将来に生かせる根となってくれればよいと思っています。
読みやすいようにひらがなを漢字に変えていますが、文章は基本的にそのままです。なるべく重複しないよう選択しています。
子供たちの学びの力には驚くばかりです。


■昇級試験より抜粋-「空手教室」で教わったこと

【問題4】 空手教室で教わったことを、どんなことでも自由に書きなさい。

小学2年生

○敵を倒して勝つより、相手を尊重して一つになる。
○「つかまない」と師範が言っていたので私はつかまないようにしている。
○黙想をやるときに気をつけていること、心を静める。

小学3年生

○黙想を何回もして、そのおかげで心が静まったこと。道場訓を読むとすっきりすること。
○友達に「ありがとう」と言われることが多くなった。
○とても強い正拳突きよりも、微笑みの方がはるかにつよい。

小学4年生

○空手を教えてもらって「言葉がすごく優しくなった」と言われることが多くなりました。
○人より先に自分を直す。気が高いと弱い。自分は本来自然な存在。
○勝負の結果より、結果後の姿勢が大事。生まれを誇る。自分には才能がある。
○無敵とは仲良くして敵がいないこと。相手を尊重する。相手を感じて一つになる。
○優しく相手を包む。人には必ず才能がある。美しい言葉を使う。
○私は力強くパンチした方が強いと思っていたけれど、さわやかに相手を尊重した方が強い。
○私は目は何かを見るためだと思ったけれど、相手の喜びやすごい物を見るためとわかりました。
○いつでも自分には才能があると思い、誰かに才能がないといわれても才能はあると考えていく。

小学5年生

○やはり「やさしくふれる」と強いことが稽古前や稽古後の話で身にしみてわかった。
○「重力に逆らわない」と言うことも最近意識しているが、できていないのでできるようになりたい。
○自然など、どんなことにも感動することができるようになりたい。
○できないことがあってもあきらめないで最後までやりぬくということ。
○運動はイメージしてから動く。持った物は自分の一部になると思って使う。
○誰のことも傷つけ無いことが強い。

小学6年生

○人間が動けていること自体が才能であると聞いてびっくりしました。
○私が稽古や師範の話で大切にしていることは相手を中心にすること、相手に優しくすることです。

この記事の執筆者
杉原 政則
杉原 政則国際空手道連盟極真会館総本部手塚グループ副会長
極真空手東京本部本部長 極真空手五段
1963年生まれ、10代の頃より極真空手を始め、総合格闘技、護身術、合気道、柔術の門もたたき修行を重ねる。空手を手段とし青少年教育、人格育成を実現するために指導方法を模索、現在までに延べ1000名をこえる青少年を指導する。
家庭教師や塾講師など学習面での教育にも携わった経験を持ち子供向け学習道場も主催。知能教育主体ではなく知性教育を重視する。大人向けの「健やか教室」「子育て教室」も開催し、武道を通じての総合的な人間教育を志す。

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