極真空手による青少年教育「礼節・心を鍛える」ことを重視します。

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心身の基本動作を学ぶ

味わい深く食べられますか?

食ベものはどこで食べているのか?
もちろん口から食べていることには違いはありません。
しかし、人によってどのように口を使っているかに違いがあることをご存じでしょうか?

舌は思ったよりも長くて大きい

舌は喉元からついています。
よく喉越しという言葉を使いますが、喉の奥まで舌があるために喉の奥まで味を感じることができるわけです。

貴方は、通常の食事や水で喉越しを感じていますか?
ビールなどの炭酸刺激の強い者は感じても、通常感じている人は少ないかもしれません。
それは日頃舌全体を使っていないためです。
特に喉側の奥を使わないために味覚感覚が鈍くなっています。

実はこれが問題です。
舌の前半分でしか味わっていないことになってしまいます。
味覚半分のため味わい深くなく、結果濃い味を求めます。
また、本来喉越しがほしいので、強い刺激の飲料水などを好んでしまいます。

健康には天敵ですね!

口も思ったよりもけっこう大きい

舌の前半分でしか味わっていないとなれば。歯も全部使っていない可能性が高くなります。
奥歯の奥まで歯を毎回使っていますか?
顎全体が稼働していますか?
顎の筋肉は胸の鎖骨までつながっています。
誤解がないように付け足しますが下顎を力んではいけませんのでご注意を。

舌・歯・顎全体が使われれば、よく噛んで食べるようになります。
よく噛んで食べるように回数など数える必要はありません。
口の前側でのみ食べているためにすぐに飲み込んでしまうのです。


日本人は「いただきます」という素晴らしい言葉・精神があります。
命をいただく訳ですから、よく味わう責任があります。
よく味わうのであれば、舌全体を使って食することになります。
水で喉越しを感じてください。

食生活が豊かになり健康にもつながります。
また口先で食べる習慣は口先の筋肉のみを発達させ不満顔になります。
美容の面でも「いただきます」は大切なことなんですね。

この記事の執筆者
杉原 政則
杉原 政則国際空手道連盟極真会館総本部手塚グループ副会長
極真空手東京本部本部長 極真空手五段
1963年生まれ、10代の頃より極真空手を始め、総合格闘技、護身術、合気道、柔術の門もたたき修行を重ねる。空手を手段とし青少年教育、人格育成を実現するために指導方法を模索、現在までに延べ1000名をこえる青少年を指導する。
家庭教師や塾講師など学習面での教育にも携わった経験を持ち子供向け学習道場も主催。知能教育主体ではなく知性教育を重視する。大人向けの「健やか教室」「子育て教室」も開催し、武道を通じての総合的な人間教育を志す。

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