2010年7月10日(本部長通信993)

極真空手道場(12)

稽古の意義

教育の軸

空手道を歩む者にとって、空手道の理念的理解のみでは、すぐに修行の限界にに至るのです。精神面と技術面を稽古の
中で培って、自らを分別し、実感し、稽古そのものを楽しむようでなければ、主体的に歩むことなどできるはずもないので
す。
すなわち、稽古の実戦を通じて、技術面と精神面を磨いていかなければならないのです。それは、自らの責任で果たさ
なければならないことであって誰に頼る事でも無いのです。稽古で自分の強さは、自らの責任において探し出し、実践し、
勝利する時にその人のものになるのです。
稽古で自分自身の発見は、自らの責任で果たさなければならないのです。指導を受けて、そのごとく実戦とするだけで
は、空手道の修行になるはずはないのです。先輩達の指導を、より良く達成するためには、自らの自由と責任において、方
向性を探し出し、達成しようとする努力を必要としているのです。
普段の稽古は、個人の実戦に必要な修行に内容がちりばめられていているのです。それゆえに、え必要な内容を自由意
思で、自らの責任として、達成しようとしないといけないのです。稽古を土台に指導をされないと、本物の極真空手家を育
てた事にならないのです。