2010年7月3日(本部長通信987)

極真空手道場(6)

稽古の意義

精神的パワー

稽古を生命視して継続する事によって、精神的力を養う事ができるのです。稽古を継続するということは、岩の上に自分の家を立てた賢い人に比べる事ができるのです。雨が降り、洪水が押し寄せて、風が吹いてその家に打ちつけても、倒れることは、無いのです。
その反対であると、倒れてしまうし、倒れ方もひどいのです。それゆえに、稽古は真剣に準備して臨めば、精神的パワーが身を包みこみ、強固な礎になって成長するのです。道場生は、稽古を実践する事によって、魂が極真の伝統に直結するのです。
道場生は、まず今日の稽古を受け入れなければならないのです。さらに、心を正して、臨まなければならないのです。そうする事によって、生命をかけた稽古になるのです。結果自分自身の魂の復活が待っているのです。
稽古を継続するためには、当然しっかりとした「心構えの継続」にならなければならないのです。ただの稽古ではなく、成長への責任を持った実践という事になるのです。それゆえに、精神的パワーが宿り、自分の生命を生かすために、多くの時間を投入していくことになるのです。