2010年6月23日(本部長通信975)

組織拡大(15)

精神的的姿勢

誠意

大いなる組織拡大がうまくいかない時は、のぞみを失わずに備えようとするのが師範の姿勢です。私達が、この空手道から来る喜びを体験するならば、人生において、ほかに何も求めなくなるくらいなのです。
これが、師範が今まで戦ってきた時の、原動力という事なのです。努力する事によって疲れて過労に陥っても、機関車のように前進させてきたのです。師範が疲れ切って、着物のままに机の上に倒れこんでいても、目覚めた時は、一晩中眠った時よりも、さわやかに感じるものです。
このような師範の人生は、少しも人を疲れさせません。師範がこのような事を続ければ続けるほど、スタッフをや 道場生は、師範を頼りとするのです。そんな人生もいいのです。
師範は、特に2001年7月からは、何日も眠れない日々を過ごしてきました。師範の空手道に対する感覚は、周りを取り囲んでいるメンバーに対して、たとえ何時になろうと、理想を話し続けていました。仕事帰りの菅野師範代などは、夜中まで良くつきあわされていました。
師範代が帰ってしまうと、非常に寂しい思いをしたものです。そして、次に会える稽古の時を心待ちにして、早く会って稽古をして、さらに、、話し合いたいと思ったものです。このような熱意が、師範代との絆を深めて行ったのです。
数多くの人が必要ではなかったのです。一人の一緒について来てくれる人が必要だったのです。それ以来、多くの道場生を教育し、その人たちの話を聴きながら、心で多く心配しながら、道場生のために戦ってきた人生であると思うのです。