2010年6月21日(本部長通信972)

組織拡大(12)

一体化

最近感じるのは、道場でブツブツ不平をいう人が増えると、組織が破壊されていくということなのです。全てが横倒れ、共倒れになってしまうのです。ある意味では、支える方が師範より優れている内容も多いのです。師範が良いという考えよりも、支える方が方がいい考えを持っている場合もあるのです。

そのような時に、支える方が良い人となって、師範を引っ張って行けば良いだけなのです。今もいろいろな点で反省することが多い師範です。宮城県本部に与えられた責任と使命を絶対に果たすという責任感を持って、内的な結合を大切にするようにすれば良いのです。

これからの道場でスタッフのあり方は、自分なりに主体性を持って、全体を見破るのです。つまり、観察するのです。人の悪いところはすぐに指摘もできるし、たえずするのです。しかし、人の良いところをみんな収集して、情報を整理して、それを全員で分かち合いながら、刺激することができれば発展は飛躍的です。

みんながお互いに負けない方法を取れば、スタッフが 一丸となって、一致化しながら、どんどん発展して行くのです。自分はよくやったとして、自分以上のスタッフを作り上げるには、みんなが出来ないながらも一生懸命やっていたとしたら、しっかり方法を説明して、この様にやりなさいと提示するのです。

師範の場合、優秀な人が いた場合は、その人を一番の自分の分身にします。その分身になる人を中心に、師範もみんなと一つになって、全ての事を相談しながら、みんなも早く調和して行くのです。そういう作戦を取れば、自然に全体の水準は上がるのです。

一ヶ月、ある県本部が成績がよかったとするならば、それを中心にみんながまとまるのです。目的は一つです。一人一人を大切にして、最前線で指導するメンバーを無視することなく、頑張って行くことが必要なのです。