2010年6月17日(本部長通信968)
組織拡大(8)
組織拡大の伝統
地域の人の動員
組織拡大で一番重要な事は、責任者の精神的マンパワーです。すなわち、地域の人達と調和しながら、如何に協力していただくかなのです。それが組織拡大の実績と綿密に関係があるのです。
一言もしゃべらずに多くの人の協力を得ていく工夫をする事なのです。 というのも、地域の人が、責任者を評価し、彼らが自分から進んで協力していくように仕向けてしまうのです。このような精神的マンパワーが内在して始めて、困難に直面しても結果を出すことができるのです。
ところで、同じ困難な状況に直面している二人がいるとしましょう。一人の責任者は容易に結果を出すことができるのです。もう一人の責任者は結果が出ないとしましよう。いったい何が違うのかとうことなのです。その差は先程も述べたように、端的に地域の人が彼を支持するかどうかにかかっているのです。すなわち、精神的マンパワーです。
組織を無限に拡大する人というのは、地域の人を極真会館の道場と責任者自身に 関心を持たせることができなければならないのです。地域の人のかなで、もっともっとハイクラスの人にも一般大衆の人にも、道場の紹介をするのは同じなのです。
しかし、指導者が、自分自身の精神的マンパワーなくして、極真空手道を紹介したとしても、残念ながら、地域の人は応じようとしないでしょう。それゆえ、私達は責任者として自分のベースを築かなければならないのは当然のことなのです。
そして、地域の人の中から、極真会館入門する人が現れ、責任者につきしたがう人も出てくるのです。極真空手をする指導者に命懸けで付き合う人が現れるとするならば、その時点から急速に発展するようになるのです。