2010年6月17日(本部長通信967)

組織拡大(7)

組織拡大(7)
黒帯までの10段階と指導者として10段階
極真会館の修業の道は白帯びから10段階を越えて始めて、黒帯を許されるのです。黒帯は実に高い木なのです。まず、下から這い上がっていかなければならないのです。極真会館に入門する時に、もし、修業の段階を心得て取り組もうとする人であれば、たとえ、くじけようとしても、乗り越える事ができるのです。
私達の時代は、白帯はトイレ掃除から始まったのです。それは、まさに丁稚奉公ということになるのです。極真会館という組織の中で、直接的位置が帯の位置なのです。つまり、最低から最高まで直線的一つの目標があるのです。
極真会館のレベルの高さがわかった道場生は 、技術と体力を身につけ、さらに、極真スピリットを体得して、どん底から這い上がって行くのです。だから、そこにおいて先輩達もその様に修業のしてきたのでありますから、私達もその道を歩むのです。
いくつもの試練の基準を通過する事が重要になってくるのです。それが私達のモットーなのです。肉体の限界を越えて、汗を流し、時には血を流し、悔しい時には涙を流して戦い続けていくのです。
自分が如何に極真の道を辿っているかを、稽古しながら、生活の中で噛み締めながら歩むのです。そして、自分が如何に極真会館に即しているだろいうか自分自身を自らの心に感じなければならないのです。