2010年6月12日(本部長通信961)

組織拡大(1)

はじめに
極真空手の指導者として、第一の使命は、組織拡大にあるという事はいうまでもないのです。すなわち、それは、極真空手が本流として確立するために「空手道」として、理念、技術、そして「家族」としての伝統を伝えていく事であります。
極真空手は、言うまでもなく、大山総裁が、世界を相手にして、連戦連勝、負ける事の許されない旅に出たのです。大山総裁は、極真空手道を、生命をかけて賜物として、くださったが故に、私達に誇りと自信を与えてくださったのでした。完全に大山総裁が自分自身を実証してきたのです。
そればかりでなく、私達に全ての「秘伝」を示し、今日まで、導いてくださったのでした。その「秘伝」は絶対的な勝利圏であり、その内容を持って、今日私達を導いてくださっているのです。
極真空手は、伝統が先立って、万人を引っ張っていく事ができる、空手道における技術的磁石とならなければならないのです。私達の場合、稽古で鍛えた技術力と精神力が無言の組織拡大にならなければならないと決意するのです。
私達は、ここに組織拡大の原点を見出すのです。それは、単に言葉で伝えるだけでなく、実践と実体を通じて、真の極真空手の伝達者として、その内容を確立したが故に、本領をはっきりすべきなのです。
ここに、組織拡大のあり方を検討し、整理し、私達が真に極真空手道の精神に立つことができるように、組織拡大の精神をこの内容になることができるように書き進めていきたいものです。

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