2010年5月22日(本部長通信938)
道場の発展は奉仕の精神
道場と共にある事を意識して今まで歩んできました。ある意味で極真会館に委ねて歩んできた事になるのです。そして、師範は、道場のために誠意を尽くしてきた事になるのです。その歩みは心を尽くしてきたということです。
師範として一人で独自的に、何がどうこうということで批判した事は少ないのです。また、うまく道場を運営していこうと考えてはいないのです。やはり、精神的な事を重要視して運営してきたのだと思うのです。
道場を運営してみて、一番注目してきたのは、人の心理を研究してきたということです。道場生を見ながら、表情や、歩き方だけを見ても、この道場生がどのようにしたら喜ぶのか、嫌がるのか理解しようとします。
道場生の感情を鑑定出来なければと思ったのです。道場に来る生徒の足音を聞いただけでも彼に良い事があるのか、悪い事があるのかが分かるようにしなければならないと感じていたのです。道場生に関心を持って指導する生活が師範の歩み方にしようと思ったのです。
生きた道場生の人間学に興味を持ったのです。そして空手に興味を持たせ、成長させる良い方法は、道場生に師範が引っ張られるようにするという事なのです。そのための一つの方法は、道場生に仕える精神なのだという事なのです。