2010年5月21日(本部長通信937)

師範の姿勢

 師範として活動する一日が、地域と関係を結ぶと同時に道場生と絆を結ぶ一日でなければならないと思うのです。ですから、師範の一つ一つの行動が、地域、全体、と関係を結びながら道場生との関係を残すものではなくてはならないと考えるべきです。
 それゆえ、活動した苦労は、地域と関係を結ぶ事に心がけるべきです。経済活動よりは、あるいは世間の権力を行使するよりは、どれ程道場生の未来に対して希望を与えたかという事が大切であるかが大切なのです。これが師範の誇りであります。道場生との未来との関係を結ぶ事が大切です。
 道場は人材養成所です。それしか誇る事が出来ないのです。その意味で、この地域に責任を持たなければならないのです。大勢の道場生を復活させるのが使命ということになります。地域での問題は、さまざまあるのですが、師範が一番心がけているのはやはり、一人一人の道場生を活かすために、道場生にどれ程のエネルギーを投入する事が出来るかなのです。
 道場生一人一人にどれ程の心を動かすために投入したかの問題ということになります。当然この事が私たちの核心ということになるのです。5月は地域の会議が立て続けにあります。社会を明るくする運動の今年の打ち合わせがあり、社会福祉協議会の打ち合わせがあり、消防団の幹部会議で一年の方針があり、県の覚せい剤防止の会議があり、さまざまですが、全ては、道場生の未来に連結するように活動する師範なのです。