2010年5月20日(本部長通信936)

極真空手の使命

 極真空手とは何でしょうか。結局師範が実感する事は、道を示してあげる事なのです。空手の技術だけでなく、極真魂を多くの人のために、人としての道として示してあげることはどれ程偉大な事でしょうか。技術と道を示すのですから内外共々どれ程素晴らしい事なのでしょう。
 突然入門してきた人を、自分の息子以上に信じられる人にするには、息子を出産して育てた何倍もの努力が必要になって来るのです。入門してきた人には、責任を持たなければならないのです。
 極真空手を指導するということは、地域の人達に公認を受けるために指導する事になるのです。それゆえ、どのような内容で認定書を受けたのかが重要な事になって来るのです。当然極真会館で認定を受けるのですが、地域の人からも認定を受けなければならないのは当然の事なのです。
 私たちが教室で指導をするということは、すなわち教えてあげるという意識が強いのですが、実は、教えてもらうために指導に行くのです。あらゆる事を指導中に学ぶのです。その学びが実に大切であると感じるこの頃なのです。
 ところで、師範は去年福祉協議会の副会長に選出されました。社会を明るくする運動の先頭に立っているからという事なのです。会長が八十を過ぎていますから、親子と関係ぐらいの年齢差なのです。それでも、福祉協議会のナンバー2に就任なのです。
 この事業は、福祉関係団体との相互・協働の推進をしながら、住民福祉に積極的に活動し、防災および、共同募金活動を主な事業内容になっているのです。やはり、会議に出て大変なことであると実感いたします。さらに師範は忙しくなります。