2010年5月16日(本部長通信932)
秋田大会での道場生の頑張り
師範と共に、毎日教室が続いていつということは、大変なことです。師範が稽古を重要視していると同時に、指導員スタッフが、稽古を生命視するという事を実践しながら、道場生にこの稽古の伝統を引き継がせてあげてきたのです。
今日、一年半前に立ち上げた、北仙台を中心とした道場生が秋田県本部の交流試合に参加したのです。結果優勝者を多数出し、全員が良い成績を上げる事が出来たのです。一年半という期間、歩み続けた成果なのです。
この大会を通じた心情的な紐帯というものは、師範を始め、佐藤先生、各家庭の父母と子女を中心として平面的、立体的に築かれたのです。縦の流れでは、極真会館手塚グループの因縁を十分結び、宮城県本部の絆を結ぶ重要な時間であったと感じるのです。
このように考えると、今後佐藤先生が教室に新たな展開を示したと同時に、自らも指導者として、より高いレベルを目指す事になるのです。子供たちの願い、家族の願いを最大限叶えてあげる事が出来るようにするのが、指導者の役割なのです。
そして、自分が修行している空手道を大切にして、どんなに忙しくても、行事があろうとも、あるいは体調が不調であったとしても、心をこめて稽古に参加すべきでしょう。そのような生活をし、一回も忘れずに、極真会館の伝統をしっかり結ぶ生活を一生引き継いでいくという決意をすれば、日々成長する事は間違いないのです。
秋田の大会を最初から最後まで観戦しながら、一年半余りの月日が走馬灯のように心をよぎるのです。頑張ったのは子供達なのです。そして、家族が応援して、佐藤先生が協助したわけです。わが子の成長を最大願い、この道場に入門して良かったという感謝と、これから新たな希望を抱いて出発して欲しいと願いながら、就寝に就く師範でした。