2010年5月15日(本部長通信929)

相談

 スタッフ同士相談しなければならない事が多いと思うのです。相談しようとする生活圏内で、お互いが同じような考えで、感じて暮らせたら、そこから理想が生まれてくるのです。方向が違ってくると大変な事になってしまいますしやりにくいのです。
 それゆえ、スタッフ同士が相談生活をすることを望むのです。相談する時の心構えは、道場の運営の様子を「自分に報告せよ」というのではないのです。道場運営の前に「自分が報告する」という謙虚な心が必要になって来るのです。
 道場の発展は継続しなければならないのです。今まで師範は発展させることに必死でありました。相談する事、経済的な事、すべてに渡って善し悪しを分別し正しく判断するのです。それゆえに、手塚会長に相談する生活になるのです。
 自分の為に道場運営をしたならば終焉がやってきます。ですから、道場運営は、公的に完結しなければならないのです。なぜなら、道場は個人のものではないのです。それは、道場にかかわるすべての人の道場ということになるのです。
 ですから、道場の運営がどのように現れるかについては二の次で、相談しながら、真を尽くすのみなのです。それが、私たちの責任なのです。今師範代を中心に行っている事は、何かあったら相談する方式なのです。相談する時、自分の意図や自分の個人的感情を中心として相談するのではないのです。
 素直に相談しなければならないのです。現場で解決できない問題があるときは、師範に相談が来るのです。最終的に根にいってこそ、すべてが解決されるのです。それゆえに、師範は手塚会長に良い事も悪い事も、すべて相談しているのです。手塚会長に良い事があれば良い事なりに相談し、悪い事があれば悪い事なので相談し、師範が原則的に合わない部分は早めに撤去するのです。
 それが道場運営の方法であり、道場スタッフの心の姿勢であります。もちろん何か重要な事を決定しようとするならば、相談は当たり前です。何度でも言うのですが自分を中心とする考え方が道場運営を台無しにしてしまいます。