2010年5月14日(本部長通信927)

師範の伝統

師範は、一日一日の生活において、重要な問題は、必ず自問自答して解決しようとするのです。極真会館宮城県本部は、あっという間に9年の歳月が過ぎてしまいました。この本部を築くために、一日24時間体制で頑張った時期があります。そのようにして築き上げてきたということになります。
今でも、如何したらよいのかを誰よりも深く検討します。食事をしながら、呼吸をしながら、考えるのです。それは、自分の為ではないのです。道場生が極真の伝統を正しく継承してもらいたい事と、多くの人に極真空手を知ってもらいたいがためなのです。
師範は、9年前宮城野支部として独立して出発しました。その時は、いつの間にか夜を明かしてしまう毎日だったのです。寝るのが1時過ぎても朝は5時には起きてしまいます。その時に一緒に歩んできた人は知っていると思います。そのようにしなければ今の基盤は出来なかったと思います。
師範の姿勢に心動かされて一緒に行動してくれた中心スタッフの事を思い出されます。師範の趣味は何かと聞かれたら、ゴルフでもなければ、釣りでもないのです。ただ自然を好み、一人でいる時間を一番の趣味だと思うのです。
人生で豊富な生活の基礎を築きあげるには、自然をこよなく愛する以外ないと思うのです。自然を愛し、その場で体験できる事が嬉しいのです。そのことで、自分自身がパワーとして補強する立場に立てるのです。そうしていると、誰が見ていようが見ていまいが、私がやらなければならない事が明確に示され実践していくのです。