2010年5月12日(本部長通信924)
目標の生活化
宮城県本部での運営を委ねて8カ月近くなります。師範代を中心に動き始めているのです。気持ちを前面に押し出して、千名の基盤確保に向かっております。動機は武道教育によって多くの青少年に夢と希望を与えたいという事なのです。それゆえ、いつも心に目標を設定していかなければならないのです。
一人、静かな所で、自然を見つめながら、自然と波長を合せながら、生活すべきでしょう。どうすれば、宮城県本部をみんなで推し進めて行く目標の到達できるのかを真剣に検討し実践すべきなのです。それが、食事をするよりも、もっと貴重であるという概念が必要です。
目標に向かうということは、自分を浄化しなければ到達できないのです。つまり、邪念を取り除くという事なのです。自分の精神を浄化するのが極真空手の稽古であるということは言うまでもありません。人を批判している暇などないのです。本来の良心を引き連れて、自分の道を行くだけなのです。
どうか目標を生活化させましょう。生活的に運営していくのです。どこか歩いていたとしても、寝ても覚めても目標をどうするか考えるのです。常に反省して、決心する生活を繰り返さなければならないのです。当然、運営費の事も考えますが、それ以上に目標をしっかり見据えて行くべきです。
ところで、いつしか惰性になって、時を合せる事が出来なくなる事が一番恐ろしいのです。だんだんずれて行きます。一番重要な事は何であるかというと、今の時をどのように把握しているかであるのです。きちんと目標を合せて行く事が出来れば、一日が過ぎ、一年が過ぎ、十年、あるいは数十年が過ぎても充実しているのです。
目標に向かう事とは、刺激させる事なのです。そうでなければ疲れます。目標を求め、報告し、決意し、感謝するのです。それが連続的に私を刺激するのです。