2010年5月9日(本部長通信920)

グループ全体は個の道場を守る

 手塚グループの発展は、全国の師範がグループを先立てていくことを前提とするならば、間違いなく発展するのです。自分の道場の事を考える前に、グループ全体を考えていくということなのです。道場の責任を任されているのは、手塚グループの存在ゆえになのです。
 活動するにしても、グループのために活動することは、どれだけパワーが生まれることでしょうか。あらゆる苦労が、グループの願いに沿ってあゆむとするだけで、伝統が正しく展開されるのです。
 これからの未来を背負っていくということを考えるだけで、驚くべき価値を持っているといって過言でないのです。この作業をすることができるということは、恵まれていることであり、感謝すべきことなのです。ですから難しい道でも感謝であり、易しければなお感謝ということになるのです。やはり、グループに対して貢献していることは、自分自身に不満はないということなのです。
 このような心の位置は、漠然とした内容ではないのです。会長が直接的にぶつかる位置なのです。お互いの精神がぶつかるのであり、心の感動として、私たちを刺激するようになるのです。
 グループのこれからの方向性は、人間の四肢五体と一緒であると思うのです。目も真っ直ぐであり、鼻も真っ直ぐに付いています。グループも全体が真っ直ぐに進まなければ発展はないのです。横道にそれていけば、どの方向に行っているのか分からないうちに、とんでもない世界に落ちてしまいます。
 グループ全体が前後関係を真っ直ぐに立てなければならないというこの原則を知れば、グループ全体から自分の道場は守られるのです。それをはっきりさせなければならないのです。