2010年5月5日(本部長通信913)

極真メッセージ(17)正しい道

 仙台に帰ってきて、今日の天候は、爽やかな五月晴れでありました。手塚グループという極真会館の家門をなせば、その家門の為に真をつくし、一つになれば、大きな団体になっていくのです。それゆえ、極真会館手塚グループは滅びないのです。
 稽古を休まずに続けるのは、道場生を教育するからです。いくら昇段したからといって稽古を繰り返さなければならないのです。伝統を残すために繰り返すのです。それゆえ、師範は稽古を続けるのです。相続させてあげなければならないのです。どれぐらい一生懸命な師範かというと、道場生が正しい種となって、世間に必要な人にならなければならないのです。
 やはり、師範自身に言い聞かせるのですが、先頭に立って頑張らなければならないと感じています。そして、人の道に外れないようにするのです。そうしなければ、すぐに滅びます。人の道に外れない生活が公式的に適用されると、生活環境が快適なのです。
 師範として考えることは、上下、前後、左右で、師範の為に尽くしてくれた心を蹂躙しないかであります。道場関係者の真心を受けて、それを、全員にお返しするだけの、分けてあげる気持ちを持たなければならないのです。花を咲かせて実を結ばせてあげるのです。これでなければ、道場関係者の怒りが台風のように現れると思うのです。
 道場関係者の報復が地を揺るがす日には、師範の居るところがなくなります。すなわち、窮地に追い込まれてしまうということなのです。いくら持っているものが無くても、実績が無くても、これだけはきちんとしなければならないと思っているのです。