2010年4月8日(本部長通信886)

新たなる極真会館宮城県本部の方向性

 今までの歩みを検証しこれからの方向性を検討する段階に入ってきているのです。師範が指導してきたスタッフに対する自由性を発展的に展開するという事なのです。企画立案は師範代を中心執行部が行ってきているのです。 
 その一つは、どのように極真会館宮城県本部を運営していくかなのです。今まで、スタッフの自主性に任せて、権限を与えて推し進めてきました。その結果を、執行部が検証したことになります。
 要するに、極真会館宮城県本部としての全体の指示事項が徹底していないという結論に到達していたのです。個人個人が勝手に進めて行く事を助長しているという反省なのです。権利を主張して義務を果たさないという事が顕著に表れているというのです。
 執行部が検討した事は、スタッフや保護者そして道場生にしっかりとした方針を提示するという事なのです。指示が出来ないようでは、組織として成り立たないという事なのです。今まで余りにも自分勝手過ぎたという反省なのです。スタッフも勝手、保護者も勝手であったということなのです。
 執行部は、改革をするにあたって、どのようにこの組織が運営されているかという事を明確に事務方も理解してもらうべく極真会館の伝統と理念を学習させていたのです。空手を実践しているメンバーは理解する事が出来ていても、運営する事務方のメンバーが理解していないようでは問題が多いのです。
 次に、今まで、個人運営者として、宮城県本部に参加した支部長の処遇なのです。能力主義と実績主義を貫いてきました。しかし、これからの方針は、当然それらを加味しながら、極真会館宮城県本部に対する貢献度で報酬を決定していくという事なのです。報酬に対する一定の基準を設けて行こうとする試みなのです。
 開拓時代の極真会館宮城県本部から、しっかりとフォローできる組織体制として、一人一人の責任を重視した方向で、一人一人に指示を与えて進めて行こうとするものです。その意味では、スタッフの保障をしながら、社員として安定した環境を築いてく方向性なのです。この改革ゆえにこれから、スタッフとして活動していこうとするニューメンバーに対する受け入れ態勢も築けるのです。
 師範は、これからの改革案を支持し、大きくなろうとする組織の責任ある行動を取ろうとする執行部を応援するのです。師範代を中心とした執行部を信頼しながら、話し合いを進めて改革していきたいと思うのです。