2010年4月5日(本部長通信883)
文誉が大学生
4月3日に文誉の入学式が仙台市宮城野区サンプラザで行われました。入学式では讃美歌が流れ、宗教主任によるお祈りがあり、聖書の拝読があるというキリスト教の伝統に乗っての入学行事でした。入学式というより、教会の礼拝を受けているという感じの式典でしたし、僅か40分程の質素な内容でした。
そして、月曜日初めてのオリエンテーションを受けるのです。新入生5百人程の家族的な大学が尚絅学院大学ということになります。文誉の専攻は、かつて尚絅短大として保育科の内容でしたが、四年大に昇格し、保育士だけでなく、幼稚園教諭、小学校教諭の資格まで取れるカリキュラムを持つこども学科として変身したのでした。そこでの第一期生が娘ということになります。
ところで、娘の場合、他の新入生と違って、尚絅高校からの推薦で入学したものですから、学力のギャップがあるのではないかと心配しているのです。要するに受験勉強は一度もしていないのです。
さらに、悪い事に、去年の夏から推薦枠内の立場であることをいい事に、遊び呆けていたのです。それゆえ、本人の不安は実に的中しているのです。周りが、目的を持って受験勉強し入学してきた学生ばかりなので、自分よりも賢く映るようでした。
今日のオリエンテーションは師範が学校まで送るのです。不安は的中して、オリエンテーションの内容が十分理解できないと悩んでいました。師範の部屋に夕方来るものですから、学生指導のテキストと、シラバスを見ながら、説明が始まります。再びオリエンテーションで受けた内容の再確認でした。
そして、安心して明日二日目のオリエンテーションに通うのです。師範は親ばかなのでしょう。文誉が大学に慣れるまで、相談相手になってあげようとするのです。それは、本人にとってというより、私にとって充実した日々になりそうです。