2010年4月4日(本部長通信882)

人生航路

 大山総裁に恥をかかせてはならないと恐れ、修行時代から今まで闘い抜いてきました。入門当時から、今まで守られてこの極真の道を推し進めてこられた事に感謝するのです。今手塚会長のサポートをさせていただく立場になっているのです。何がいいかといっても、手塚会長が運営される世界の極真会館の手伝いをさせていただく事が、これ以上尊い内容が無いであろうと思えるのです。
 私は、その立場を限りなく慕わしいのです。極真会館で手塚会長という指導者に出会った事は、万事を捨て去ったとしても未練がないという思いなのです。「第二の人生」という立場でであった師範という指導者は、自由な家族愛という事の権限を携えて、挑戦者であ、解放児として極真会館において準備を重ねているのです。
 手塚会長と完全に同化し、完全に因縁を深め、完全に吸収していこうとする思いが大きいのです。それは、夢と挑戦を進めて行く上で、新しい極真会館の春を迎えて行くためなのです。そして、極真会館で花を咲かせていく事に自信を深めているのです。
 「一生において、師範は春を迎えた事があるか」と問われたら、今が春であると自信を持って宣言出来るのです。そのような意味では、手塚会長という人物に、つつましく礼を捧げた日々を持った事が人生において最高の実績であると感じるのです。
 今、心の門を開いて、心からあふれ出る家族理念をひっさげて、失われた極真の理想を目指す事が出来るのが幸せなのです。手塚会長の今までの苦労は、私一人と出会うために、今まで様々な艱難と苦労の人生を通過して来たのだと、実感するのです。その意味では、私は頭を垂れるのです。どうせ一生です。一度あの世に入れば終わりです。どの道人間は死ぬのです。生涯は余りにも短いのです。人の寿命を80年だとしても余りにも短すぎます。
 ですから、今の環境がとても余りにもと尊いのです。極真の理想は偉大なのです。こ
の団体は今後、時間と空間を超越して、師範が認識できないほど拡大していくと確信するのです。