2010年3月14日(本部長通信858)
交流試合
日曜日、郡山市に出発です。よく晴れた高速道路を走りながら、朝日を浴びて輝く春の陽光の中、気持はとても良いのです。140キロの距離も一時間半で到着してしまいます。10時から交流試合がはじまりました。坂本師範の審判としての際どい判断と丁寧な説明を受け始めました。
私も久しぶりに主審の訓練です。もともと選手として極真会館では、がんばってきたほうですから審判に関してはとても違和感があります。ついつい大きな声で仕切ってしまいます。それはどうのこうのということではないのですが、結論として苦手です。選手として試合に出たほうが余程自分自身らしいのです。
今回は、二回主審をこなして、自分自身に対して反省です。今回の坂本師範の様子は、どのように見ても、このレベルの審判ではどうしようもないという判断のようでした。それゆえ、4月11日の関東地方で実施される審判講習に出席して、そのレベルの高さを実感してほしいという要請です。
坂本師範と郡山駅で別れ、安斎師範との会話の場を持ちました。最近手塚会長が厳しく話してくることを聞かされました。決して手塚グループを裏切らないこと、そして今後このグループに責任を持って歩んでいきたい決意など話しておられました。
私は、手塚会長と共に歩んで、このグループの方向性を提示されているので、安斎師範にどうしても手塚会長の補佐役として堂々と歩んで欲しいということを話しました。それにしても、あらゆる場面での課題に直面しながらも発展する手塚グループなのです。
手塚会長に報告しながら感じることは、極真会館ということにあぐらをかいて、決して良くならない道場に居座る旧師範達の姿が目に浮かぶのでした。JKJOの良さは、絶えず進歩しようとする気持ちが指導者にあり、よき部分はすぐに取り入れて進めて行くことなのです。あらゆる問題をクリアしながら、あらゆることにチャレンジする審判機構の在り方をしかりさせながら頑張る人達にエールを送りながら郡山を後にしました。