2010年2月26日(本部長通信842)

手塚グループの理念 家族(16)

 過去を振り返って考えることは、人の人生を切り開く開拓者であるということです。環境は十分整っています。無いのは、その時のチャンスを掴むかどうかなのでしょう。何を選択してどのように行動するかです。
 人として、この世に生まれ、変わらない軸をしっかり築いて突き進んでいくそれだけなのです。結婚する男女の愛の誓いは、変わるのでしょうか、変わらないのでしょうか。息子と娘に対する愛情は変わるのでしょうか、変わらないのでしょうか。その関係は切っても切れないものです。永遠不変なのです。今日の民主主義が成熟する社会で、昔と今は違うと言い切れることが出来るのでしょうか。結婚が新時代だからといって、変わってはいけないし、親の心も変わってはいけないものです。動物だって同じことです。
 このことに関しては革命を起こした人はいないのです。革命の旗手として高らかに変化を訴えた人はいないのです。たとえば、この関係の革命をして人類歴史を改造してしまおうとして、私は夫婦だが、子女は愛さないと主張して革命したとします。
 しかし、その夫婦は、子供がへその緒が離れた瞬間、子供への愛情が自然にわくに違いないと思うのです。そして、愛情を注ぐために生命を投入し、生命を踏み台としてでも愛情を注ぎたいということを感じてしまうのです。この関係は、永遠不変であるべきであると主張するのです。
 これは、最大限人生を歩むにあたって、唯一の土台になりえるのです。人生の土台なのです。この土台は、両親から勧められて習ったものでもなく、妻から忠告されて習ったものでもなく、自分がこうだと思って出てきたものでもないのです。自然にそのようになっているのです。自然にそのようになっている内容を私たちは活用する事を考えるのも良いのではないでしょうか。
 そこで、チャンスが到来した場合、変わらないことを中心に推し進めていけば絶対に勝てるのです。まさに手塚グループの理念は変わらないことを中心にこのグループの発展をさせていこうとする団体なのです。とても自然です。自然であるから強力です。道場生にさらに宣言します。このグループの理念は改革も革命も出来ない不変で素晴らしいものであるのです。
 本質的なグループです。分析をすれば、このグループに革命を起こすことは出来ないのです。家族愛は、人類が始まってから継続し続けてきていることなのです。数千年後の子孫も同じです。数千年後の家族の愛情は発展もなく、終わりもないのです。革命の必要のない純粋なものなのです。それ以上に革命のない理念を持っている我々に、チャンス到来です。今日もがんばりましょう。