2010年2月5日(本部長通信822)

私の人生の判断

 成田空港に無事到着です。成田エクスプレスに14時45分発で仙台に向かいます。振り返るといろいろな事が走馬灯のように頭の中を去来するのです。このグループをどのように育てていくかがこれからの課題です。
 キーマンは間違いなく私なのです。当然高い精神性が求められてきます。どのようにして、このグループをリードしていくかという課題です。世界に広がる極真ワールドをまとめ、いかに本来のあるべき姿に復帰するのかが、総裁大山の願いであると確信しているのです。
 今までの強さだけを求めるのではなく、人間としての礼節と人格が求められます。外国の極真メンバーは、日本人の人格面に敏感です。今まで、指導しにきた幹部の日本人は、総裁大山の威厳を借りて威張り、顎であしらった歴史のようです。もう日本人が、セクシャルアニマル、エコノミックアニマルとう汚名は返上するだけのしっかりとした人間性の確立を目指したいものです。
 あえて名前を出しませんが、ロシアでコールガールを紹介させたということも聞いています。実に恥ずかしくて仕方がありませんでした。低俗な無頼漢集団になり下がることなどもってのほかです。
この国の景色は変化に富んで飽きさせません。オランダは、どのように見ても平坦で、変化がないのです。今、電車の中で、今回の3000枚にも及ぶ写真をスライドショウで見ています。この歳になって、あらゆる角が削ぎ落とされ、実に円満な人格を醸し出します。
これからの10年がゴールデンエイジということなのでしょうか。老練な自分をいかに表示するかがこれからの人生だと心に決めています。