2010年2月4日(本部長通信821)

私の人生の判断

 いよいよオランダを後にするときになってきました。あらゆる思い出の宝が残りました。昨日は、先生ラリーの道場で子供たちと稽古をするのです。実に楽しいひと時です。青い目の輝いた少女や、少年が日本から来た師範でると興奮気味です。
 黒帯のゴールド線を数えては、驚き、顔を見ては驚き、空手の技を少ししても興味は尽きないようです。私たちと同じ考えらしく、道場内には父兄が見学に押しかけていました。やはり、日本人の空手家は珍しいということなのです。
 さらに、次の時間は、大人のメンバーの指導です。極真スプリットの真髄の三本組手をしましたが、真剣そのものです。あっという間に時間が過ぎてしまいました。そして、最後に師範アラン、先生ラリー、先生ロドリゴ、そして私とインドネシア料理を舌鼓ました。私も初めてのインドネシア料理でしたが、素朴で、日本でいえば、焼き鳥の延長のような食べ物と、スパイスの効いた肉料理が並んでいました。しかしここでは高級レストランです。
 十分に英語に慣れ始めて、昔学校で習った単語が飛び交うようになり、不自由しないほどの聞き取りと会話ということになってきました。日本に帰ったら英会話という気持ちです。外国人との会話を楽しむのも新しい世界の開拓と思い、積極的に取り組むつもりです。
 今はホテルの部屋を片付け始めようとしています。落ち着いた部屋は、私に悟りを開かせてくれる絶好の場所でした。どれ程、悟ったかは別として、今の時点で二万語の文字を打つのですから、結構書き続けたほうなのです。妻も子供たちも居ない、一人お寺にでもこもって修行をしている状態ですから、ある意味でありがたいものです。
 先生ラリーが12時に迎えに来て、ランチを食べてから夕方5時40分の成田行きのフライトですので十分時間はあるのです。今年は、ベルギーでのサマーキャンプをするので、7月には再びヨーロッパに来るのですがその時までは、英語がすらすら話せるようになることを心がけるのです。半年間猛特訓をして再び来るという計画です。