2010年1月20日(本部長通信794)
人生の原点を自然に見る(9)
暦上では大寒です。とても暖かなのです。朝日が眩しい。昨日消防の新年会がありました。終始和やかな雰囲気でした。理由は、今年に入ってから私の地域での火災発生件数がゼロということがみんなの心に明るさがあったのです。さらに、新年の出初式、梯子乗り、どんと祭、話題が尽きないのです。
消防職員と消防団との懇親の場は、地域を災害から守ろうとする気持ちで高揚していました。さらに、酒宴が終わってから、団長を中心として、今後更なるコミュニケーションを持ちましょうという意見が飛び交うのです。
春のようなうららかな日差しの中で、考えることは、人生という道を全うすることと、空手道という分野で、必ず勝利的版図を築き上げていくということです。それには心がけなければならないことがあるのです。
今日も、一つ学び、二つ学び、三つ学び、四つ学び、五つ学び、六つ学び、七つ学んだとしても、もっと学ぼうとする意欲を掻き立てる事です。それが、私にとっての鉄則です。一つのことは一つの公式を中心として編成されているのです。多くの公式を経験で知っているということは、戦いにおいて勝利するという鉄則です。
空手道を追求するということは、ほかの人よりたくさん体験するということであり、それは、道を究めるに当たり、壷を押さえることができる能力を見出せるということです。多くの経験を持つということは、人に負けないということです。ある意味で、経験のある人には負けるのです。
今私は、空手道を追及する限り何も心配しないのです。空手着を着ていなくても、気持ちに空手着をしっかり着て、黒帯を締めているのです。そのような自分に自信を持とうとするにも経験は重要です。今後、道を究めることに関心を持っている人と、持ってない人を比べれば、もっていない人は必ず後退するのです。完全に敗者になってしまいます。