2010年1月8日(本部長通信782)
私は、海が大好きです。特に釣りとなったら目がないのです。ところで、日本は海四方を海に囲まれている島国です。そして、世界の主役として今まで時代を引っ張ってきました。まさに、海を掌握したからだと思います。16世紀のイギリスを考えて見ても理解できることですが、海洋政策によって栄えました。
当時、技術力を駆使して、頑丈な船を造り、勇猛な人たち、つまりバイキング達を船に乗せて海を制圧したのでした。イギリスは、船で世界を開拓したのでした。イギリスを見る限り、もともと海に馴染んだ民族ではないようです。しかし、海を失えば全てを失うという危機感を感じていたのでしょう。
イギリスはスペインを凌駕する海洋王国として、全世界で無数の植民地を統治して「日の沈まぬ国」として栄えたのでした。さらに、知識と技術を発展させて、世界を我が物にしたのでした。この二十一世紀に日本がアジアで日本が台頭していることは海に関心があるかないかだと思います。今回の調査捕鯨でのオーストラリアの対応は、海を開拓しようという気持ちがないことなのかもしれません。
クジラのことだけではないのです。日本はクジラの調査捕鯨として海を開拓する意欲があるということだと思います。魚の養殖事業を始めたり、海洋資源を生かそうとしたりさまざまです。別にとやかく言うつもりはありませんが、オーストラリアをはじめ西洋人は、最近、一生の間離婚再婚を繰り返すのは一度や二度ではないそうです。
つまり、家族がめちゃくちゃであるということなのです。西洋文明が淪落の道にのめりこんでいく中、日本はある意味で、しっかり家族を守る社会が堅持されるのならば、日本も捨てたものではないのです。
日本が発展することに、大国は黙って見ていることはないでしょう。ある意味で、日本はアメリカとしっかりと手を結び、国家間の戦争を未然に防ぎ、平和世界を守る道を切り開かなければならないと思うのです。今の政権の外交に関するいらだちは、私ばかりではないはずです。
海には、魚もいれば、エネルギー源が埋蔵されているのです。電気エネルギー、そして海の中にある水素エネルギーも将来の人類を救済するものになるのです。すでに先進国は海底から天然ガスをはじめ資源の開拓に余念がないのです。日本の領土は小さいのですが、領海を入れれば、まさに、大国です。
最近では、深層水という水が体に良いということで利用し始めています。海の中から資源を探し出すということは今始まったばかりなのです。