2010年1月7日(本部長通信781)

今年も始まりました。鏡開きが何日か後にあるのですが、師範の今年にかける意気込みは凄まじいものがあるのです。まさに真剣勝負ということになります。一週間過ごしてみていざ決戦という気持ちです。極真空手という武道の版図を広げていくのに余念がないということです。
 極真空手の志を持った道場生とともに切り開くことができるのであれば、素晴らしいものがあるのです。そのために、組織化してきたのであり、伝統を継承しようとしているのです。私の使命は、私の分身を何人育てることができるかであると思っています。それがこれから渾身の力を注いで産み育てるのです。ちょうど母親が出産し、子育てをするようになのです。
 武道の素晴らしさは、渾身の力を注いで稽古することです。極真空手の大会で見ることができる内容は、お互いが必至になって戦っているということなのです。まさに死力を尽くしていると言って過言ではないのです。
 その姿に感動が生まれてくるのです。勝つか負けるかの戦いは、拳や蹴りがどこから飛んでくるかわからない試合なのです。自分が持っているものを百パーセント完全に注ぎこむことによってのみ、勝利の結実をものにできるのです。