2010年1月5日(本部長通信779)

 人間として最高の知恵は、生きる最高の理想を見つける事です。ですから、科学技術が謳歌しようが、人間として生きる事の役割は変わりません。したがって、私たちの行くべき目的地をはっきり知り、目先の利益を前提にした生き方に終止符を打たなければならないと感じます。
 面子を優先させた争いが何だというのです。お互いに知恵を合わせて、どのようにしたら正しく生きられるかを見出す事を考えていかなければならないと思うのです。葛藤と憎悪、そして批判に染められた過去の日々はもう忘れていかなければならないでしょう。
 人々の幸福の為に努力することはいくらやっても終わりはありません。人々の陰日なたになって、より良くしていくことだけを指導者は、考えなければならないのです。自分が人々を幸福にしていく役割を戴いている事である事を一瞬たりとも忘れてはならないと思うのです。
 昨日から手塚会長、春日本部長、私とこれからの一年の戦いの計画と決意を固めるために集まりました。この極真の理想を果たす先駆者としての確認をしっかりしました。一年の初めての会長との打ち合わせという事になります。本格的な一年の出発という日を感謝しています。