2010年1月4日(本部長通信778)
極真の未来・日本伝統の未来―理想へ(6)
今日も新たに出発です。仕事初めてということで、今年も出発です。夢追い人の新しい夜明けの年です。今、自分の書斎の机の上で、パソコンで文章を書いているところなのです。実によく手が動きます。右手と左手が、頭脳で感じた事をキーボードに叩きつけるのです。それを目が確認してOKを出していきます。実によく円滑に動くのです。
さらに、身体も調和するのです。不思議ですね。四肢五体自分の為だけに存在することなく、私という全体の為に存在しているし、この文章が地域社会の為と思って書いているので、多くの人の為に存在すると言って過言でないのです。
もちろん、この状況から師範が言う事ですから、極真空手も、多くの人々のために存在すると言っていいのでしょう。それも、人々の成長と発展のためであり、夢と挑戦を続ける人々の根幹の精神になると思っているのです。
極真空手は世界にとって無くてはならない存在なのです。人々を幸福にし続けるエンジンのようなものです。人々の鍛錬に不可欠であり、私たちの最終目的であるのです。愛と平和に満ちた世の中を現実世界に成就するという事です。これが極真空手を実践している師範の願いです。
人の心を満たすという事は容易なことではありません。その為に、繰り返し稽古をするのです。道場生一人ひとりの願いを成就するためになのです。それは、教育事業に心血を注ぐという事です。道場は、「極真」を教える聖所です。道場で教えるべき重要な事は、自分自身を知って、自分の責任を果たし、自分と地域社会のこれからに責任を持つ事です。このような事は長い間真心をこめて指導して初めて道場生一人ひとりが気づく事なのです。