2009年11月30日(本部長通信743)
私の歩み(30)大切な運営
本部道場と周辺の拠点としての教室が充実してくると、大勢の道場生を収容する事になります。その人材を天は準備してくれたようです。菅野師範代を中心として、羽川営業部長、北山運営部長、会計事務の笹さんと経済的内容を度外視して馳せ参じてくれているのです。そして、全員が一丸となって未来に備えているのです。
私はどのようにすべきか、生活はどうすべきか等考えることもせず、豪胆な自己としての確立をしているのです。宮城県本部だけの事を考えていれば、いずれ未来を切り開くことはできないと思っているのです。そこで、宮城県本部が主体になって歩むためにも、手塚グループの中で主導的役割を果たし、さらに、他の団体との協力関係を維持し、世界に連結されてこそ、未来の私たちの生存の土俵が築かれると確信しているのです。
私が世界へ投入することは、余り意味を感じない道場生も確かにいるのです。それより、まず宮城県本部をもっと大きくして、それから、世界へ投入しても遅くはないと進言してくる人も多いのです。しかし、世界と連動しなければ、私たちは滅びるのです。何故なら、国際空手道連盟極真会館だからです。全世界にすでに、1200万人の道場生を抱えているのです。それゆえ、皆を説得し推し進めているのです。私の動きは、全世界に向けた極真空手の要としての原点に立った歩みとなっているのです。
ところで、道場生から月謝として集めたお金は神聖なるお金です。しかし、月謝で戴いたお金を神聖なものにするには、それに携わる者が、私と同じ気持ちを持って歩むという条件が必要になってきます。当然私たちは正直でなければならず、大事に納めてくれた月謝を、当然尊い目的の為に使うべきで、私が生活の為だけにつかったならば滅びてしまいます。
目標が明確で、志のあることの為に使わなければならないのです。私は、宮城県本部の出発から今まで個人に帰結しないように道場を運営してきました。宮城県本部の運営の動機は、極真会館を支えるところにあります。絶えず大事な道場生の月謝は、大切に使うべきであり、どのような活動をしても胸を張って活動していることができなければならないのです。