2009年11月12日(本部長通信725)
私の歩み(12)人生の役割を探す
私の青春の門は、世の中のあらゆることの体験でした。世間の全てについて直接経験した時、自分の価値観が生まれてくるのです。家風というか、しかし、これだけは、戒めでした。親の教えでしょうか、男女の愛を育もうとしたならば、つまり、愛情関係を持つならば、結婚しなさいという価値観でした。
結果的に、青春の日々で、日本全国を三周しました。通過したことのない自治体は無いほど回りました。日本全国の地図を見ると思い出が溢れてきます。多くの人に出会って、私のミッションは何か、自分の使命的役割は何かと尋ね歩きました。私にかなうものはなく、私はこの分野であったら絶対負けないという自信のある分野を最終的に選ぶつもりで過ごしたのです。
一気に勝負しました。その舞台が全日本空手道選手権大会であったことは言うまでもありませんでした。最初に出場したのは、28歳の時の西日本大会でした。全日本ウエイト制選手権大会の奔りでした。そして、ウエイトの大会を三度出場し、さらに、回数は16回、17回の全日本無差別級の大会に二度出場でした。
その時の気持ちは、人生必ず成功させるという決意であり、成功せざるを得ない自分作り出会ったのです。全日本で優勝しようというより、日夜極真空手に投入した人たちとのぶつかり合いを望んだのでした。自分で会社の運営をしながら、徹底して自己鍛練でした。そして、決意を固めるために大会に出場したのでした。