2009年10月31日(本部長通信713)
私のお嫁さん(13)
今日の朝も四時半に夫婦で起きて、一日の生活に出発です。朝はとても暗く、その中でお互いが動き出すのです。彼女と出会って今生きて思うことは、自分の命が尽きて身体が墓に埋められる瞬間、生涯歩んできた彼女との愛情だけが残ればそれでいいと思うのです。
生涯の富や栄華は一度に泡になって消えてしまいます。自分が彼女の為に使った時間と愛情だけが残り、彼女の心に記憶されるだけで私は幸せなのかもしれないのです。例え、人より高い立場に上がったとしても、それは一瞬の栄華にすぎないのです。
さらに、人より財産を集めたとしても、墓場の前では一切を捨てなければならないのです。金や名誉や学識等、すべては流れて行ってしまうのです。さらに歳月が過ぎれば全てなくなってしまうのです。
自分は何か、自分はなぜ生きてきたのか、いくら考えても分からないのが人間なのだと思うのです。その意味では、私は生きるべき目的を持っているのです。師範の生きるべき目的、それは、彼女を愛する人生なのです。生涯彼女を愛し続けていく人生が、師範らしいのです。