2009年10月29日(本部長通信711)
私のお嫁さん(11)

 子供たちがいるだけで、こんなに素晴らしい気持ちが発露していくのかと驚かされます。世の中で最高のものであり、偉大な家族愛であると思うのです。食卓を囲んで少し話し合いをしているだけで嬉しいのです。
 私の家族は、孤独と寂しさから縁遠いくらいなのです。もちろん人生の葛藤はあります。しかし、家族でお互いがコミュニケーションを取っていくことによって愛情を学んでいるようなのです。幼年期、そして少年期、青年期と愛情を注ぎ、情緒的な恵みを受け、高い道徳的な義務を学ぶ機会を与えられているのです。
 彼女は、夫の師範を本当に愛しているのです。子供たちも然りです。さらには、血でつながった血縁としての関係になっているので、当然離婚などという発想はないのです。そして、彼女が教えた愛情は、子供たちに確実に受け継がれているのです。いったん、家庭から出かけて学校へ通うと家で学んだ通り、多くの友達になり、困っていたら、愛情を持ってたすけるのです。
 子供たちは、彼女の愛情をそのまま、社会に出て隣人に熱い情を投げかけるのです。愛で育った子供たちです。世の中のどんな人に対しても、自分のものを分けてあげる心を持ち続けていくと確信しているのです。それは、彼女の姿生き写しだと思うのです。