2009年10月7日(本部長通信689)
人間関係(39)師範の指導(34)

 最近師範は道場の幹部の意識調査をしているのです。さらに、研究もしています。空手道に対して意欲を掻き立てる要件は一体何であろうかという事です。師範が、研究し、発見したことは、良い道場環境?経済的な安定感?指導者に恵まれたこと?いずれも否なのです。最大の要件は、空手そのものだったのです。空手が面白ければ、どんな人でも空手をしたがり、立派に成っていこうとする意欲を燃やすのです。
 師範が8年近くで基盤を築く内容は、空手が大好きであるからに他ならないのです。空手は正に師範にとって自己表現に他ならないのです。存分に腕を奮って相手に打ち勝つ機会があることが理由です。これが、空手を自分のライフスタイルとして成立させる要因なのです。さらに、師範には、優位を占めたい欲求、心が満たされたいという願望、これを空手は、刺激するのです。