2009年10月4日(本部長通信686)
人間関係(36)師範の指導(31)
日曜日、選手会のメンバーは栃木と秋田に遠征です。手塚会長からは秋田へ行って欲しいという事でしたが、願いは儚く消えてしまいました。結局両方の大会へ行けないのです。これからの宮城県本部の方向性をどのようにしていくかの師範自らの整理に入っていました。
極真会館宮城県本部としての闘いは、当然これから始まるのですが、過去の全ての清算をして、全てを原点に戻して、戦う方向性を見出すかにあらゆる精力を使うのです。9年の歳月を歩み続けて、疲れがないというとそれは嘘になります。
経営的には損益分岐をはっきりさせて、道場スタッフに理解してもらい、方向性の認識と共にしながら、進めていくことになるのです。何も後退というわけではないのですが、徹底した公的運営管理をしていくことがこれからの発展に欠かせない状況になってきています。
今まで師範が先行投資をして戦ってまいりました。それは、冒険とも無茶とも思われる内容でした。しかし、道場生の教育の場であり、しっかりとした柱を立てての運営に当たるのです。これからは、勝手なことはできないのです。師範を支える師範代が、個人の事情を犠牲にして極真会館宮城県本部を支えようとするのです。今まで以上の責任感に、今後の極真会館の夢を託す人物が表れてきたと心から嬉しさが湧きあがってくるのです。