2009年9月29日(本部長通信681)
人間関係(31)師範の指導(26)

 一緒に頑張っているスタッフや黒帯の重鎮に対して師範が思う事は、帯の各位のごとく立派な極真精神を受け継いだ人物と無条件に見なすのです。その根底をしっかり定めて道場の運営をしていこうとするので、責任者との信頼関係は揺るぎがない状況を築いていくと確信しているのです。
 師範の責任者に対する指導は、その帯に相応しい正直で、黒帯としての義務を持っているという事を強調するのです。これ以外の師範の指導はないのです。道場の黒帯の中には心が正直でなく、ごまかすような人間も出てくるかもしれないのです。
 しかし、師範は最後まで、信頼し、正直で公平な人物としての認識を最大限持つのです。人の噂や、いい加減な情報で惑わされることがない師範であり続けようと思うのです。そうすることによって、黒帯の責任者は、公正な人間に育っていくのだと思うのです。