2009年9月27日(本部長通信679)
人間関係(29)師範の指導(24)

 北海道大会は今回36回に及んでいるのです。私も若かりし時に北海道大会のひと桁の何回かの時に札幌で私は過ごしたのです。二十代の私には極真空手がとても魅了的でした。北海道には結局8年の間滞在したことになります。本土から北海道に渡った十代後半拠点としたのは南16条西16丁目でした。1ヶ月半の間、道内を回り、寝袋一つで過ごした日々が懐かしいのです。
 21歳になって再び北海道に上陸でした。今度は本腰を入れて何かを始めようと会社を設立したのでした。名前を北信商事と名付けて、美術工芸品や着物、宝石と幅広く販売活動を展開したのでした。そこで出会ったのが高木師範率いる北の武人「極真空手」であったのでした。
 最初に北海道で入門したのが、北海道大学前の、スポーツジム後の極真会館北海道本部でした。柔道出身の私は先輩の組み手の絶好の獲物であったようです。毎日稽古を欠かすことなく頑張った青春時代でした。妻との24歳の時の道内一周旅行など思い出は数え切れないのです。
 今回北海道へ再び上陸して感じることは、昔の話を同僚と話すのです。そして思い出に浸るのです。時には、こうだったとか、思い出を聞き、懐かしい回想に浸るのです。実に話は事細かに話したがるのです。昔の自分に対して自己憐憫を感じるのだと思うのです。程度の差こそあれ、懐かしい青春は蘇り、師範の気持ちは最高潮に達していくのでした。