2009年9月24日(本部長通信676)
人間関係(26)師範の指導(21)

 道を異にしようとする人たちは、間違っているかもしれないが、本人は、自分が間違っているとは決して思わないのであります。だから、師範は去って行く人を非難しても始まらないと思っています。非難は、どんなバカ者でもできるのです。師範は理解することに努めようと考えるのです。
 何度もこの「人間関係」のテーマで話している内容は、どんな人でも考えや行動は、それぞれ、相当の理由があるということです。その理由を探し出して納得していかなければならないのです。そうすると離れていった人の行動、性格に対する鍵まで握ることができるのです。
 本当に道場を離れていった人たちの身になっていくことも必要だとつくづく感じるのです。もし自分が道場を離れていった本人であったら、果たしてどう感じ、どう反応したのだろうかと自問自答してみるのです。
そうすると腹を立てて時間を浪費するのが、いかにばかばかしいのかしみじみ感じてくるのです。原因に興味を持てば、結果にも同情が持てるようになるのです。おまけに人間の理解と、師範としては健全な精神態度が身に着くようになるのです。