2009年8月24日(本部長通信645)
ホームステイ(9)小山田家

 モナさんにとって、この一週間はとても重要な時を過ごしたことになります。今の期間、日本の生活に慣れるために、他国で過ごすことの意味をかみしめているのだと思うのです。宮城県では私一人から始まった極真空手の普及を目の当たりにし、その内容の濃さを実感しているようです。
 今、宮城県仙台から、極真空手の本質を発信しているのです。そして極真会館での世界戦略を双肩に担っているのです。だから時間が内容に戦っているのです。師範の確固たる信念と鉄の意志を持って崩れない人間として見てくれたのでしょうか。それとも臆病で神経質で弱い人間として見たのでしょうか。確かに妻の前ではタジタジな師範です。
 師範は単なる普通の人間としての生き方をしているとは思わないのです。ある意味では火のように燃え盛る激しい極端な性格を持っているのです。それは、私の先祖から受け継がれている脈々と流れる血なのです。それでも、基盤が築かれるまでは、弱弱しい人間のようにじっと我慢しているのかもしれないのです。
 今日は、小山田家に来訪です。小山田家も国際カップルで、御主人とモナさんのお父さんは友人であったというので、車で愛子に直行でした。アパートの四階で見晴らしが良い場所に住まいがあって、外国人として日本で暮らす体験談を話してくれました。小山田家もとても素晴らしい家庭で、5人家族であり、御主人と男の子二人は極真空手を習ってとてもやんちゃにしているという事でした。
 さらに、夕方は食事を出してくれるというので厚かましく聖義もお邪魔して御馳走に預かってきたのでした。