2009年8月22日(本部長通信643)
ホームステイ(7)サマーキャンプ

 本日は、サマーキャンプです。200人が集まる大所帯での合宿になります。私は国見スイミングへ11時からの教室を指導して、それからグランデー21へ出かけたのでした。手塚会長ももうすでに到着していて、子供たちもほぼ集合していました。
 早速、開講式に臨んで行きました。今回は私もだいぶ気合いが入っていて、これらのメンバーに対しての道場の教育方針を10分以上も語り続けました。普段黙っている私なので父兄を初め道場生が「何事が起きたのか」と目を丸くしながら聴き入ってくれていました。
 今まで、インターネットでの本部長通信でしたが、多くの道場生と父兄が集まっているのですから、ライブで話すのも良いのではないかと決断を下したのでした。空手道に対しての内容があまり浸透していないとすれば師範の責任であると自覚したからなのです。
 モナさんも多くの子供たちの参加にびっくりしていた様子でした。そればかりでなく、ありがたいことに、準スタッフとして手伝ってくれるのです。日本の武道の環境に触れ、なおその合宿に参加するだけでなく、手伝ってくれる事にまた感謝の念が湧いてくるのです。
 私たちは空手道を多くの人に述べ伝えること願っているのです。青少年教育の為に私たちは全てをかけて一致団結するのです。それが、今回の空手合宿の意味なのです。だから、私たちは、指導的な道を行かなければならないのです。
 それは、今まで歩んでみて、安易な道ではなく、苦労の道であり、ある意味で惨めな道なのです。始めから終わりまで、空手道という事にこだわり、どんな惨めな状態でも通過しようとする歩みなのです。言い換えれば、極真空手は、青少年教育に責任を負っていかなければならないのです。
 それは、極真会館の為でなく、多くの世界中の青少年達の為なのです。極真会館は、正に、青少年達の為にのみ存在しているのです。私たちは、教育者としてまず、子供たちの為に、そして、多くの極真空手を愛する人々の為にあるのです。