2009年8月18日(本部長通信639)
ホームステイ(3)松島観光

 今日は松島に観光に行くのです。あいにくの雨模様です。妻はこんな日に松島に行くなんて観るものが何もないじゃないという意見で、車の中ですでに相反する意見で対立なのです。私は計画をして実行するのが筋だと思うので、天候に関係なく車にモナさんを乗せて出発です。
 私は、計画に沿ってという気持なので、車を東の松島に進めていきます。雨は激しく降り注ぐので、妻は天候を味方につけて、私が松島に出かけるという無謀に拍車をかけて反対を続けていくのです。 
 そのような妻と私の対立の場面をさっそく、モナさんに披露することになりました。妻はお構いなく批判を続けます。時間が経つにつれて雨は益々強く降る中、私は、まず松島湾全体を見渡せる場所に行きますが、妻の怪訝そうな顔はなおさら強く、私にこの場所に来たことに対する後悔の言葉を何度も浴びせかけるのです。
 しかし、天は私に味方してくれたようです。雲の隙間から光が降り注いでくるではありませんか。瑞巌寺に着くころには、すでに青空になり、日差しが強く照りつけるのです。妻の言葉は穏やかになり、瑞巌寺では機嫌がとてもよいのです。伊達政宗の長男の死を悲しんだ庭園があり、その隣に瑞巌寺の室内を見学することができたのでした。
 モナさんは、日本の松島の風景を型取った庭園に感動し、ローマ教皇から戴いたというバラの花の園を見学し、石畳の意味を聞き、日本の奥深さを肌で感じていたようでした。その後、食事をして、松島の遊覧船で見学です。カゴメが船に迫って来て、鳥のにぎやかさと島々の美しさに感動したようでした。