2009年8月11日(本部長通信632)
文誉の成長

 我が家と近い関係にある家庭が安西家庭でした。文誉は、絶えず意識するのは姉の順香なのです。すべての面で能力的に上を行く姉に追いつくことを意識した幼年時代に見えました。その事もあって、姉が友達の安西家にもよく遊びに行きました。安西家は文誉にとって特別な家庭で、よく遊びに行ったものでした。
 小学校に入学すると文誉の能力は、運動面に抜群の身体能力を発揮していました。徒競争はいつも一位で、水泳を始め、何でもこなすスポーツウーマンというところでした。なんでも人との付き合いは上手で、好き嫌いがないばかりか、しっかりリーダーシップを取ってしまうのです。
一年生の時には、すでに極真空手になじんでいました。週二回道場に連れて行くのです。もちろん、指導は父親の私です。安西家の子供たちも一緒に稽古です。さらに、近所の子供たちも連れてきて武道精神の徹底訓練という事になりました。
道場が仙台市の繁華街の一番町にありましたので、帰りは皆で4キロ以上離れた我が家にランニングです。足に豆を作りながらよく走って帰りました。それだけでなく、健康ランドの温泉に毎日のように通うのです。大きな健康ランドが三か所あって、それぞれ子供
なりに、名前を付けます。犬の温泉、ライオンの温泉、トラの温泉の三つなのです。