2009年8月4日(本部長通信625)
ベルギーでのサマーキャンプ(4)

 今日は、少し、会議を持つことになりました。会長のメッセージは以下の通りです。
第三回手塚グループヨーロッパセミナーが無事開催したことを心から感謝しております。
アラン師範は、各種の問題の多い昨今、大変ご苦労されたことを思います。というのも、経済的な事情は、多くの国のセミナー参加を妨げました。さらに、国と国との間の政治的な結果、ビザの申請も発行されない国も存在しました。そのことを含めて、会長である手塚はそのような事情を十分理解しております。それは、私がかつて経験した事だからです。
ところで、それでもなお、私たちはこのグループの前進のために可能な限りの努力をしていくべきだと思います。さて、このグループの活動です。第一に、企画実行されている一番武道の製造と販売について今日打ち合わせをしたいと考えています。日本への販売について細部に渡り打ち合わせを行います。第一に、全製品の価格について、第二に、発注の方法について、第三に、支払いの方法について、第四に、発注後の日本の納入に必要日数について第五に、輸送コストとタックスについては、日本で確認をします。第五に、専門家、商社的な活動をする会社担当者を設定します。それに基づいて、最終的に会社と一番ブランドとの契約を行う予定です。付け加えて、全製品のカタログの作成と提出をお願いします。
さらに、手塚グループと実質売買を担当する会社との協定についても明確にし、提出する。(文章)広告も載せるようにします。
技術面については、稽古の内容については技術面だけではなく、空手の説明を精神面から強化します。指導書の作成、教本の作成が必要です。日本は日本で、ヨーロッパはヨーロッパで期限を決めます。以前にある教本を参考にして作成する予定です。
 一番武道との基本的な関係を明確にしていきたいと考えております。それは、以下のような内容です。
1 手塚グループと一番武道との関係1表裏一体の理念で提携協力を行うものとする。
2 一番武道の誕生は、手塚グループの活動支援とその活動の発展を目的に運営される。
3 極真他のグループも積極的に売買契約を結び、手塚グループは他の関係団体に一番武道の宣伝を行うものとする。
4 極真会館手塚グループは空手道の普及と活動発展にあたり、一番武道の発展拡大拡充を支援する。
5 手塚グループ認定の(大会、合宿、審査そのほか)に一番武道は財政的な支援を行うものとする。
各規格は、企画書の認可のもとに行われ、認可を受けたものについて、一番武道は支援する。
6 一番武道の販売に積極的に支援を行い、他団体の販売を妨げるもではない。
7 将来的に一番武道が発展した時、手塚グループで選定された代表が一番武道の一員をになうものとする。
8 手塚グループ各本部は一番武道仕様の商品を購入するものとする。
現在使用している各メーカーの扱いについては、両者が協議し実行する。
9 各県本部は売買関係に問題を生ずることがないように協力するものとする。
10一番武道は商品の安定供給に対して責任を持って行い、また商品に対する改善要請に正しく答えるものとする。
以上のような大まかな検討事項を整理していくようにしたいと思うのです。
 三日目のトレーニングの息子は限界状態で戦っていました。外国人に負けまいとする気持ちと自分に対する課題を見出し、親以上にまじめに戦っていたという内容に見受けました。親としての判断は良かったです。
 外に出してあらゆる経験を息子に積ませることは、とても素晴らしい財産になると、手塚会長は言います。千葉県に来て輿川先生に指導を受けたらよいのではないかとアドバイスがありました。
 それにしても、20歳になって、聖義の内的精神状態は急激に変化をもたらしてきているのです。成人、恋人?黒帯、ベルギーでのサマーキャンプとあらゆる刺激が待ち構えていました。
 それは、本人に強い精神力とこれからの人生に負けない底力を身に着けさせようとするのです。親は環境を与えることが精いっぱいなのですが、息子はどのように対処していこうとするのか楽しみです。