2009年8月2日(本部長通信623)
ベルギーでのサマーキャンプ(2)

 時差の違う中の二日目、朝はトレーニング場食堂での朝食となりました。寝室は4人部屋で安齋先生、今井先生、私と私の息子の聖義との生活になりました。今日は1日フリーで現地になれるための日になりそうです。手塚会長は一人さびしく個室です。
 食事は、パンとパスタとちょっとした飲み物で済ませて、何もすることがないので、ひたすら現地ベルギーの探索です。宿舎に帰ってきてからは、DVDの映画を観賞することで、朝から昼寝とうことで、豪華な1日です。キャンプに対する準備ということになりました。
 昼食は、ステーキレストランで、私にはアラン先生はビッグな肉の塊を準備してくれました。とても美味しくいただきました。息子の聖義は疲れていたらしく、昼食には出かけることがなく、休み続けていました。息子の分のステーキを父が食べた結果になりました。
 夕食も合宿所の食堂で食べましたが、ロシアからボリス先生、イタリアから新しく加わった先生、そのほかに、ボリス先生、通訳のエレナさんのグループの先生方との和やかな一時を過ごして、本当にゆっくりした1日を過ごすことになりました。嵐の前の静けさという事になります。各々自然体での1日を過ごす恵まれた1日になりました。心はゆったりしています。3度目のサマーキャンプは、今までのキャンプの土台にホップ・ステップ・ジャンプという事で完成段階であると感じられます。
 手塚グループの黄金時代のような気がします。もちろんますます発展していくことは間違いないのですが、これほどの人間関係があらゆる利害を超えて一つになろうとすることに素晴らしさを感ぜざるを得ないのです。
 今回の合宿のテーマの一つに、一番道着をはじめ、ミット、サンドバック等、備品の販売ルートの拡大にあります。空手をはじめとする格闘技の数々の団体にどのように紹介していくかです。アラン先生が構築した一番ブランドが動き出す合宿となってきました。手塚グループを支える重要な柱になるのです。
 今回のサマーキャンプには、新たなる国々からの参加がなされます。イタリア、アジェルバイジャン、フランスと、今日お会いした師範の中には、まだ名前も知らないメンバーが数人いました。当然明日には相当な人が来るのであろうし、新しく加わってくる人たちでごった返すのではないか密かに期待しながら、初日を迎える合宿になるのです。
 夜が長いのです。夜中の1時ごろ起きて、一時間半パソコンに向かってサマーキャンプの事と文誉の事を思いつくままに書いてそれから寝床につくのでした。ところがそのあとの夢が不思議なものでした。商品が全て売れていく夢なのです。それもみんなが楽しみながら購入していくので、不思議な内容でした。愛情を持って運営すれば何でもうまく行くという印かもしれないのです。
 朝7時ごろ起床し、安齋師範と今井師範そして私とたわいもない話をしながら第三日目に備えるのです。今日からどのようなトレーニングになるのかが楽しみなのです。健康状態も良好で気になる血糖値も100前後という事で、私としてはスタンバイOKなのです。だだ、心配の要因の一つは先回タンパクが出ているという事でした。
 その内容をしっかりクリアーすべく、稽古に勤しもうかという動機が健康面という今までとちょっと違ったトレーニング参加動機です。朝起きてまた感ずることは、アラン先生の明るいキャラクターです。全ての道場生を巻き込んでしまう主管力があります。人格的な面では、年齢といい行動といい申し分ない働きをしてしまうのです。次に手塚会長ですが、グループの責任者という貫禄が生まれてきています。片足が思うように動かず杖をつきながらの活動ですが、それでも、証人がしっかりしていますので、周りは会長を中心としてサマーキャンプは動くという体制になってきています。