2009年7月28日(本部長通信618)
師範の特徴(14)

 サイレントキラーという言葉を耳にします。自分のレベルとして考えるならば、師範の理念や発想が間違いを起こしていくならば、死の暗闇の中へ、落ちて行ってしまう事と同じ意味合いを感じます。言葉で理念化して、それを良く実践して初めてこの状態を克服できるのではないかと思うのです。
 精神的苦痛もまさにこのサイレントキラーでしょう。ストレスもまさにそうです。あらゆる事に関してこの問題を提起するのです。解決も考えていかなればならないと思うのです。多くの人としっかり連帯を組むことができなければその死の暗闇に落ちて行ってしまいます。
 当然師範ですから、主体意識は強いものを持っています。しかし、それ以上に循環を良くする中心人物でありたいし、対象意識も兼ね備えた、道場生のあらゆる内容を聞いて指導することができるようにしなければならないと心掛けるのです。
 自然環境ともそのように行う事が出来ればありがたいし、それ以上に人と人とのヒューマンリレーションを確立したいと思うのです。あらゆる課題が浮かび上がってきます。それをしっかり地ならしして伸ばしていくことができるのであれば最高の極真会館の組織という事になるのです。