2009年7月20日(本部長通信610)
師範の特徴(6)

 宮城県本部の師範として戦っていくに当たり、どんなことに留意して歩んでいるかという話です。極真空手として発展し、成長していくための方策を検討するのです。どのぐらい宮城県本部を発展させたらよいのかということを念頭に置くのですが、宮城県本部を構えているからには、県民全員の参加を促そうとするのです。
 ところで、発展させる原動力は、お互い強調していくという簡単な原則でしかないということなのです。何故なら、何事も投入していくためには、主体・対象が存在していなければならないし、気持ちの投入には受け皿が必要なのです。
 どのような意味合いかというと、極真会館宮城県本部のあり方としては、すべてが数珠つながりの関係を目指します。ペアシステムです。何故なら、気持ちを投入していくためなのです。新しい何かを創造していくためには、新しい力が投入されなければならないのです。それは、自分の心と体のペアシステムであり、師範と道場生のペアシステムなのです。
 つまり、主体・対象関係で、新しい力が絶えず投入される極真会館を目指すべきなのです。新しい理想や技術力は当然必要なのです。今のエネルギーの法則を分析すると入力≧出力ということになっています。しかし、それでは我が極真会館の発展は無いのです。どうすべきかの答えは、入力≦出力なのです。師範が投入した内容以上のものが展開していく関係なのです。
 何度も繰り返しますが、極真会館の未来は存在していることだけに意味を持たないのです。存在する以上に動機と目的を先行させるのです。したがって、私達の関係はペアシステムとして存在するのです。お互い話し合いながら目標に向かうのです。